感染症 – マラリアについて

マラリア予防薬についてはこちらをご覧ください。

マラリヤは熱帯・温帯地域に広く分布しており、夜間吸血性の雌ハマダラカに媒介されるマラリア原虫により感染します。

マラリアには、熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、卵形マラリア、四日熱マラリアの4種類があり、原因となる原虫はそれぞれで異なります。熱帯熱マラリアは重症になりやすいので、熱帯熱マラリアかそれ以外のマラリアかを見分けることが非常に大切です。

様々な「蚊が媒介する感染症」について詳しくはこちらをご覧ください。

原因

ハマダラカがマラリア患者を吸血すると、血液中のマラリア原虫が蚊の中で増殖します。この蚊が別の人を吸血する際にマラリア原虫が体内に入り感染が成立します。体内に侵入したマラリア原虫は主に血液の中の赤血球に寄生し、赤血球を破壊することで発熱や貧血を起こします。

症状

一定の潜伏期間後、悪寒、震えと共に熱発作が1~2時間続きます。この熱発作の間隔は、四日熱マラリアで72時間ごと、三日熱・卵型マラリアで48時間ごと、熱帯マラリアで24時間ごとに起こります。その後、体温は更に上昇し、顔面紅潮、呼吸切迫、口渇、頻脈、嘔吐、頭痛、筋肉痛などが4~5時間続き、その後、解熱します。熱帯熱マラリアでは高熱が持続し、意識障害、腎不全などを起こしやすいです。日本では、感染者数が少ないために正確にマラリアと診断することが困難で、風邪などと誤診されて、治療が遅れ、死亡するケースも報告されております。

予防

マラリアを予防するにはメファキンやマラロンなどの予防薬をお勧めします。
海外 予防接種のご案内 – マラリア予防薬|代官山パークサイドクリニック
また、蚊を媒介する感染症から身を守るには、まず蚊に刺されないように予防することが必要です。長袖・長ズボンを着用し皮膚の露出を可能な限り避けましょう。また、虫よけスプレーやローション等の使用を推奨します。国内で販売されているものは、有効成分の濃度が低いので、ウルトラソン※1のような有効成分を多く含んだ効果の高いものを使用することをお勧めいたします。

※1 ウルトラソン(ULTRATHON)
当クリニックで取り扱っている虫除けローションです。
日本で一般的に販売されている虫除け剤はDEET(ディート)という有効成分の濃度が低いため(12%以下)、感染症発生地域に潜む危険な蚊、ダニ、刺し蝿等には効果が期待できません。 ウルトラソンは、有効成分DEETを多く含んでおり(34.34%)、効果的な防御をより長時間に渡って行うことが可能です。その効果と安全性から、米軍では1980年より正式に採用されております。

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