感染症 – 狂犬病について

原因

狂犬病の原因は狂犬病ウイルスです。ウイルスを持っている動物に噛まれることで人間に感染します。野犬に噛まれることがきっかけで感染することが多いので、狂犬病という病名は間違ってはいませんが、犬以外の動物でも保菌している可能性があるので注意が必要です。アライグマやスカンクや猫の他、世界的にはコウモリが感染源の動物として挙げられています。

症状

狂犬病の主な初期症状は、風邪に似た症状とさまざまな神経症状です。音や光に敏感になり不必要に怯えたりする知覚過敏と、神経麻痺やそれによる痛みから生じる特有の症状があります。

神経麻痺は、飲み込み困難から全身麻痺に発展し、最終的には昏睡状態となり、呼吸不全や多臓器不全で死亡します。発症した場合の死亡率は、ほぼ100%。潜伏期間の発症予防が効果を発揮できず、発症後に命を取り止めた例は世界でも数例しかない怖い病気なのです。

経過・治療

狂犬病は発症したら有効で確実な治療法はありません。治療法ではなく、「咬まれたときから発症するまで」の期間に発症しないように処置することが、唯一残された対処法となります。 その他、動物に咬まれた後のワクチン接種(暴露後ワクチン)の発症予防に有効とされています。ワクチン接種は、咬まれたその日のうちに初回のワクチン接種を受けるのが原則。日本に帰国してからではなく、滞在先の医療施設ですぐにワクチン接種を受けることが薦められています。

旅行時の注意点

ワクチンが有効です。狂犬病が蔓延している地域である程度滞在する予定がある場合は、あらかじめワクチン接種(暴露前ワクチン接種)を受けておくことが推奨されています。ただし、複数回接種で期間としては半年程度必要。予防のために暴露前ワクチン接種を受けている場合でも、万一咬まれた場合は再度暴露後ワクチン接種を打つ必要があります。

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